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秋野亥左牟(アキノイサム)略年譜

 

  • 1935年 4月7日、沢宏靭と秋野不矩の二男として、京都吉田山に生まれる。錦林小学校入学、4年生の時、疎開していた母方の祖母のいる遠州二俣で、終戦を迎える、岡崎中学、鴨(おおき)高校卒業。
  • 1954~56年 山本格二氏に彫刻を師事。
  • 1957年 佐藤忠良、朝倉摂氏のグループに加わる。
  • 1958年 東京藝大彫刻科入学。
  • 1960年 安保闘争の敗北、三池争議では労使双方の白紙委任となり、その後日本は高度成長―アメリカ的物質文明の道を走る。劇団「人形座」美術部助手。
  • 1961年 芸大を中退し、コミュニズムから離れ、自分の精神を裸にすること、自分を原始の中に放り込みたいともがく。
  • 1962年 母、不矩がインド・タゴール大学の日本画の客員教授として行く時にさそわれ、インドに。旅の始まりのインドで、強烈な原始体験をする。
  • 1963年 不矩の帰国後、インドに残りパトナで竹細工を始める。
  • 1964年 ボンベイでの生活が始まる。
  • 1965年 ボンベイギャラリー、ゴーシュギャラリー(カルカッタ)で個展。
  • 1966~67年 カトマンドゥに住み、ネパール国立手工業研究所で教師。絵本『プンク・マインチャ』のもととなるドーン・チョレチャー狐と山羊の二つの頭を持たつ神獣民話を採取し、絵を描く。中国の文化大革命をのがれて、ヒマラヤを越えてきたチベット難民からタンカ(仏画)、仏像を預かって日本に帰る。
  • 1968年 神奈川県立近代美術館、京都市美術館にて「ネパール彫刻拓本展」。シベリア経由でロシア、ヨーロッパ、モロッコなどへ一人旅。絵巻を描き始める。絵本『プンク・マインチャ』出版。
  • 1969年 メキシコへ。北上してアメリカ、カナダへ。第2回世界絵本原画展(BIB)で、『プンク・マインチャ』金牌受賞。
  • 1970年 カナダ、バンクーバーでろうけつ染めを始める。インディアン家族と住む。
  • 1971年 笛を作り、路上で売る。アングラ誌にペン画を寄稿する。
  • 1972年 バンクーバー島に移り、コミューンに参加。
  • 1973年 コミューンは分裂し、バンクーバーに戻る。
  • 1975年 南下し、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ネバダ、メキシコへ行く。 再び北上してカナダ東海岸へ。
  • 1976年 カナダの若者達とアフリカ、ガンビアの旅。ベトナム戦争終わる。ユーコン、ホワイト・ホース、辺境への旅、インディアンの友と再会。秋にバンクーバーに戻る。
  • 1977年 東京を経由して、インドへ。カルカッタ、プーリー、ハイデラバード、ゴア、ボンベイ、アメダバード、グジュラート州、カッチ地方、ジャイサルメール、デリーを旅する。
  • 1978年 沖縄県八重山諸島の小浜島に住む。
  • 1979年 ユイマール(互助)で、電柱などの廃材も使って八角形の家を建てる。素潜り漁師のかたわら、絵を描き、ろうけつ染めを始める。
  • 1982年 絵本『とうもろこしおばあさん』(アメリカ・インディアン)出版。
  • 1983年 絵本『石のししのものがたり』(チベット)出版。
  • 1986年 絵本『ムースのおおだいこ』(カナダ・インディアン)出版。
  • 1988年 不矩とインドへ。ボンベイ、グジャラート、カッチ地方、ゴア、ケララ、オリッサを旅する。
  • 1989年 絵本『はまうり』(沖縄)出版。
  • 1990年 絵本『おれは歌だ』の取材で、アメリカのニューメキシコを旅する。
  • 1992年 日本で初個展。中村正義の美術館、小さな絵本美術館、剣淵絵本の館、枚方市民ギャラリーで開かれる。絵本『おれは歌だ。おれはここを歩く』(アメリカ・インディアン)出版。『おれは歌だ』が、世界絵本原画展(BIB)で1992-93年度世界絵本百選に。
  • 1993年 広島県御調町に住む。これ以後、個展、原画展、講演会、スライドトーク、大きな布に子供たちと絵を描くどろんこ遊びワークショップなどを各地で行う。
  • 1994年 広島県福山市に住む。
  • 1995年 絵本『たこなんかじゃないよ』(沖縄)出版。
  • 1996年 下関市立美術館にて個展。
  • 1997年 旅の半生記の講演録、『イサム・オン・ザ・ロード』(人間家族)出版。
  • 1998年 ギリシャのクレタ島へ。
  • 1999年 不矩とインドのブバネシュワール、チルカ湖、プーリー、コナラクの旅。
  • 2001年 絵本『サシバ舞う空』(沖縄)出版。02年度小学館児童出版文化賞受賞。
  • 2002年 『西アフリカおはなし村』(文・江口一久、国立民族博物館編、梨の木舎)の挿絵を描く。
  • 2003年 絵本『太陽までのぼったコンドル』の取材でペルーのクスコ、ラレス、アクチャアルタ、コヨリティ、マチュピチュ、テバイ、プーノを旅する。
  • 2005年 絵本「なんだかうれしい」(絵と写真)出版。
  • 2006年 兵庫県上郡町に住む。
  • 2010年 絵本『たいようまでのぼったコンドル』の原画を春に仕上げる。こどもと読書5・6月号に「なぜ えほん?」掲載。7月 熊本、宇城市不知火美術館にて絵本原画展、子供たちと大きな布に絵を描くワーックショップ。兵庫、作用町で子どもたちとお面作りのワークショップ。10月 東京、「ギャラリー無寸草とづづ」で個展。絵本『たいようまでのぼったコンドル』出版。北海道、当麻町「かたるべの森美術館」で「秋野イサムとかたるべの仲間展」開催。11月 北海道、旭川「こども富貴堂」宮城、気仙沼「半造レストハウス」で個展、絵本原画展。鳥取中央図書館『おれは歌だ。おれはここを歩く』講演会。
  • 2011年 5月 東京、東中野・ポレポレ坐にて個展。『イサム・オン・ザ・ロード』再出版のため、本文の訂正、加筆。10月 京都・堺町画廊にて個展。10月29日 『神々の母に捧げる詩』編集打ち合わせ。3点は加筆が必要なものの、出版の見通しがたち、蔵の2階に上がり描く。11月23日 自宅にて逝去。
  • 2012年11月 遺作となる『神々の母に捧げる詩』出版。
  • 2013年5月 『神々の母に捧げる詩』が産経新聞の産経児童出版文化賞、美術賞を受賞。

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